第9回 スキー・フォー・ライト ジャパン

プログラム

last updated: 2004.10.16


会場で参加者に配布した資料と「2003-2004年 活動報告」の一部を合わせたもののHTML版です。

目次 (Contents)

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第9回 スキー・フォー・ライト ジャパン
9th Ski For Light Japan

プログラム
PROGRAM

2004年1月3日〜6日 福島県 裏磐梯
January 3-6, 2004 Ura-bandai, Fukushima

"If I can do this, I can do anything"

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Ski For Light について

視覚障害者のクロスカントリースキー・プログラムというアイディアは、ノルウェー人のオラフ・ペダーセン(Orav Pedersen)と、アーリング・ストーダル(Erling Stordahl)によって提案され、ノルウェー王室のサポートのもとで1964年より始まりました。この大会は「リデレント(Ridderennet)」と呼ばれ、現在まで毎年開かれています。

ペダーセンはその後米国に移住し、米国版リデレントである「Race For Light」を1975年にコロラド州で開催しました。このときのプログラムは、その名前がしめすように競技志向で、第1回のプログラムにはアメリカ人、ノルウェー人を中心に約60名が参加しました。

その後「Race For Light」は「Ski For Light」と名称を変え、クロスカントリー・スキーを競技としてではなくレクリエーションとして、健常者〜障害者の相互理解の促進の手段として考えるプログラムに変わりました。

Ski For Lightは2003年には第28回を迎え、米国、ノルウェーの他に数ヶ国から約250名が参加するプログラムに成長しました。

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スキー・フォー・ライト ジャパンについて

スキー・フォー・ライト ジャパンは、米国 Ski For Light の日本支部として、1995年8月より活動を開始いたしました。初年度である1996年には、1月に第1回の国内プログラムを福島県裏磐梯にて開催し、34名の視覚障害者・晴眼者に参加していただきました。また米国サウスダコタ州で行われた第21回スキー・フォー・ライト インターナショナルには、日本から10名の参加者を送ることができました。

1年目から8年目の国内プログラムには、延べ約350名の参加者にお集まりいただき、繰り返し参加される方も増えてまいりました。また米国で行われた第22回から第28回の Ski For Light や、ノルウェーで行われた第37回、第38回リデレントには、延べ26名の参加者を送ることができました。さらに、4年目の国内プログラムには、米国とノルウェーから合計4名の参加者もあり、国際的なネットワーク作りができました。

毎年1回の国内プログラムと、アメリカやノルウェーへの参加者の派遣を通じて、今後もスキー・フォー・ライト ジャパンは、参加していただいた方々のご意見や多方面からのアドバイスを参考に、『視覚障害者レクリエーションの充実』、『視覚障害者・健常者間の相互理解』及び『国際交流』を目的として、活動を継続して参ります。

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第9回 スキー・フォー・ライト ジャパン開催にあたって

この度は第9回スキー・フォー・ライト ジャパンにご参加いただきありがとうございます。1996年にスタートしたこのプログラムも9年目を迎えました。昨年は37名にご参加いただきました。今年は若干こじんまりとして、29名の方々にご参加いただいています。初参加の方が6名、9年連続の皆勤賞の方も6名いらっしゃいます。また、7年ぶりの参加という方もいらっしゃいます。

SFL-J はみなさんの参加型プログラムです。一生懸命スキーに取り組むもよし、兎の足跡を探すもよし、雪合戦をするもよし、冷凍ミカンを作るもよし、雪上でお茶会を開くもよし、アフタースキーに活躍するもよし。パートナーや他の参加者と交流を深めながら自分なりの楽しみ方を探してください。また、今年もお世話になる国民休暇村には、露天風呂等もありますので、昼間のスキーに加え、アフター・スキーもエンジョイしていただけると思います。

晴眼者のガイドの方にも視覚障害者の方にも、クロスカントリー・スキーは初挑戦という方がいらっしゃいます。SFL-J ではクロスカントリー・スキーはあくまでも道具です。いっしょにスキーをすることを通して、コミュニケーションをしたり、パートナーを理解したり、自分の可能性を感じることができます。裏磐梯の大自然の中で、すばらしい時間を体験してください。

SFL-J では、視覚障害者のクロスカントリー・スキー環境をより良いものにしていくため、このプログラムを利用して、パートナーとのコミュニケーションや運動量などについて、調査を実施したいと思います。参加者の方には可能な範囲でのご協力をお願いいたします。

SFL-J のスタッフは少人数ですので行き届かない点もあるかと思います。その点はお許しください。しかし、できる限りよいプログラムにしていきたいと考えておりますので、気になることがございましたら、どんなことでもぜひスタッフにお伝えください。

最後になりましたが、普段から SFL-J の活動にご理解いただきサポートをいただいているすべてのみなさまにこの場を借りて感謝申し上げます。

スキー・フォー・ライト ジャパン
プレジデント
青松 利明

(第9回 スキー・フォー・ライト ジャパン プログラムより)

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プログラム

2004年1月3日(土)〜6日(火)      福島県 裏磐梯

    1月3日(土)
        13:00          クロスカントリースキー講習会参加を希望するガイドの受付
                       (休暇村ロビー)
                       スキーあわせ
        13:30          クロスカントリースキー講習
        17:00〜17:30   クロスカントリースキー講習会に参加しないガイドの受付
                       (休暇村ロビー)
        18:00          夕食
        20:00          ガイダンス
                        * 自己紹介
                        * スキー・フォー・ライトについて
                        * 視覚障害について
                        * ガイドテクニックについて

    1月4日(日)
        7:30           朝食
        8:30           スキーあわせ  (3日にスキーあわせをしていないガイド)
        9:00〜11:00    ガイド講習
        11:30          視覚障害者スキーヤーの受付  (休暇村ロビー)
        12:00          昼食
                       開会式  (自己紹介含む)
        13:00〜15:30   スキーあわせ、クロスカントリースキー
        17:00〜18:00   ミーティング (ガイド、視覚障害者別)
        18:00          夕食
        20:00          交流会

    1月5日(月)
        7:30           朝食
        9:00〜11:30    クロスカントリースキー
                       申告タイムレースのためのタイム計測 (各自)
        12:00          昼食
        13:00          クロスカントリースキー
        14:00          申告タイムレース
        17:00〜18:00   ミーティング (ガイド、視覚障害者別)
        18:00          夕食
        20:00          交流会

    1月6日(火)
        7:30           朝食、チェックアウト
        9:00〜11:00    クロスカントリースキー
        12:00          昼食、閉会式
        14:00          解散

(第9回 スキー・フォー・ライト ジャパン プログラムより)

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スキー・フォー・ライト ジャパン スタッフ

● プレジデント
青松 利明
● バイス プレジデント
丸田 昭輝
● スタッフ
中出 崇
佐藤 紀子
林 英幸
内田 智也

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スキー・フォー・ライト ジャパン事務局
青松 利明
電子メール: info@sflj.org
ホームページ: http://www.sflj.org/

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Ski For Light - Japan (SFL-J) / info@sflj.org